”便利な田舎”で実感する暮らしやすさ

移住前の暮らしとUターンのきっかけ

玉東町出身の坂西さんは3年前にUターン移住し、現在は地域おこし協力隊として活動しています。地元を離れてから13年、県外でさまざまな仕事を経験した坂西さん。「広島の山奥に移住した際は、カヤックやアドベンチャー体験のインストラクターを務め、日本各地を旅しながら働く生活も送りました。また、長野ではアウトドアイベントのスタッフとして自然の魅力を伝える活動にも関わりました」と、語ってくれました。
「いつかは地元に戻りたい」という思いを抱き続けている中、玉東町が地域おこし協力隊を募集していることを知ったことがUターン移住のきっかけ。

移住後の暮らし

現在は、観光拠点施設「ぷらっとぎょくとう」の施設管理責任者を担う一方で、ガイドとしてトレッキングツアーの案内も行っています。

参加者と一緒に山を歩きながら、自然に親しむ工夫を凝らし、季節ごとに変わる景色や森の素晴らしさを伝えています。「ただ歩くだけではなく、植物に触れたり香りを感じたり、五感を使って自然を楽しんでもらいたい」と語る坂西さん。その表情は、生き生きと自然と人をつなげる喜びに満ちています。

玉東町の魅力とは

玉東町の魅力について尋ねると「便利な田舎」という言葉が返ってきました。駅から近い場所に保育園から中学校までが揃い、高校進学も熊本市内や玉名・荒尾方面から選ぶことが可能で、子育て世代にとって通学や生活の利便性が高い環境が整っています。一方で、駅から歩いてすぐに登山や森林セラピーを体験できる自然も広がっており、暮らしと自然のバランスの良さが支持されています。
「田舎すぎると暮らしに不便な面が出てしまうけれど、玉東町は生活に必要な環境が揃いながら自然も身近にある。現実的でちょうどいい田舎です」と坂西さんは言います。

実際に、近年は子育て世代の移住者が増え、小学生の数も増加傾向にあるそうです。自然の恵みを身近で感じながら、通学や生活の安心感も得られる玉東町。「田舎に暮らしたいけれど、生活のしやすさも大事にしたい人におすすめしたい」と笑顔で語ってくれました。

ぷらっとぎょくとう

住所〒869-0303 熊本県玉名郡玉東町木葉603−5 JR木葉駅隣
サイトURLhttps://www.plat-gyokuto.com/